ファイザー リピトールやCOX-2阻害剤が2桁増収
公開日時 2004/10/21 23:00
製薬最大手の米ファイザーが10月20日発表した04年7―9月期決算によると、
売上高は前年同期比4%増の128億3100万ドル、純利益は50%増の33億4100万
ドル。
循環器領域の主力品の売上は、リピトール(高脂血症)が11%増の27億3800万
ドル、ノルバスク(高血圧)が6%減の10億3600万ドル。
COX-2阻害剤のセレブレックスは14%増の7億9700万ドル、ベクストラは37%
増の3億2400万ドル。ニューロンチン(てんかん)が10%増の7億6400万ドル、
抗菌剤ザイボックスが97%増の1億2000万ドルなどと好調。
05年には4製品に対する後発品参入の影響を予測。抗真菌薬ジフルカン、ニュ
ーロンチン、ACE阻害剤アキュプリル、マクロライド系抗生物質ジスロマック
スで、米国での合計売上は年間50億ドル以上(03年10月~04年9月)。