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厚労省・専門委 併用禁忌などリスクの重要ファクターに

公開日時 2004/11/15 23:00

厚生労働省の「医薬品のリスクの程度の評価と情報提供の内容等に関する専門
委員会」(委員長=埜中征哉国立精神・神経センター武蔵病院名誉院長)は11
月15日、3回目の会合を開き、一般用医薬品による副作用のリスク分類作業を
続行した。リスクの評価について、相互作用(とくに併用禁忌)、重篤な副作
用のおそれ、患者背景(とくに適応禁忌)――の3項目を、重要なファクター
として扱うことを決めた。

同専門委は現在、一般用医薬品全品目について、同一成分による医療用医薬品
の添付文書を基礎情報として、リスクに関する記述を、薬理作用や濫用のおそ
れといった計9項目に分類しワークシートに記入する作業を進行中。作業を進
める中で、一般用医薬品でも品目によって副作用リスクにばらつきの見られる
ことが分かった。たとえば、アセトアミノフェン製剤は、医療用医薬品カロナ
ール錠の添付文書に、重篤な副作用のおそれと適応禁忌の記載があるが、併用
禁忌については記載されていない。

親組織の厚生科学審議会医薬品販売制度改正検討部会が22日に開く会合で、埜
中委員長が、同専門委での作業の進捗状況を報告する。

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