感染研 暖冬で低め推移の感染性胃腸炎が急増
公開日時 2004/12/19 23:00
国立感染症研究所が12月17日にまとめた感染症週報・第49週(11月29日~12月
5日)によると、感染性胃腸炎の報告数が増加している。過去5年間の同時期
と比較して低く推移しているが、定点当たり報告数は前週の5.62から、この週
は8.69に急増した。気温があまり下がらずこれまで報告数は少なかったようだ。
感染研は、例年第50週前後にピークを迎えるノロウイルス感染による胃腸炎が、
ピークを迎えつつあると見ている。
この週の感染性胃腸炎は都道府県別では、福岡(定点当たり17.93)、山形(1
3.73)、大分(13.58)、新潟(12.81)などで報告が多い。