厚労省 感染性胃腸炎まん延防止徹底を指示
公開日時 2005/01/11 23:00
広島県福山市内の特別養護老人ホームで複数の入所者が下痢、おう吐などを発
症し死亡、一部検体からノロウイルスが検出されるなど、各地の高齢者施設で
同様の症状が頻発している問題を受け、厚生労働省は1月11日までに、「発生・
まん延防止策徹底」を関係機関に指示した。食中毒が疑われる患者を診断また
は死体を検案した医師は、直ちに保健所に届け出ることなどを求めた。
また、集団生活を行う施設での集団発生事例について、緊急調査を実施するこ
とも決めた。都道府県や政令市、特別区に、関連資料の提出を指示した。