薬食審・部会 新有効成分の卵胞刺激ホルモン通過
公開日時 2005/01/16 23:00
厚生労働省の薬事・食品衛生審議会医薬品第1部会は1月14日、日本オルガノ
ンが「ピュレゴン注75」「同150」の販売名で輸入の申請をしていた遺伝子組
換えヒト卵胞刺激ホルモンについて、承認することを了承した。ただ、販売名
が同社の下垂体性性腺刺激ホルモン製剤ヒュメゴンと似通っていることから、
米国での販売名と同じ「フォリスチム注75」「同150」に変更するよう、事前
に調整した。
一般名は「フォリトロピンベータ(遺伝子組換え)」で、複数卵胞発育のため
の調節卵巣刺激を効能・効果とする新有効成分。体外受精のため卵を取り出す
前に投与する。1月末開催予定の分科会に報告する。