山之内製薬 理研と体内時計の遺伝子ネットワークを解明
公開日時 2005/01/23 23:00
山之内製薬と理化学研究所は、体内時計の遺伝子ネットワークの全体像とその
心臓部の解明に成功し、1月23日のネイチャージェネティクスオンライン版に
発表した。体内時計が管理する24時間リズムが乱れることによって、不眠症や
うつ症状、時差ぼけ、登校拒否症、痴呆症の周辺症状である夜間徘徊などが引
き起こされる。今回の成果は、遺伝子ネットワークをどう制御すれば疾患を治
療、予防できるか重要なインフラになるとしている。また、投薬のタイミング
を決める研究のベースにもなると見ている。