大塚製薬は３月８日、米国で販売している非定型抗精神病薬アリピプラゾール
（販売名:アビリファイ）が、１日付けでFDAから双極性感情障害の治療維持期
（躁うつ病の再発抑制）の追加適応を取得したと発表した。同剤は02年11月に
統合失調症治療薬として承認を取得、ブリストル・マイヤーズ スクイブと共
同販売している。

04年９月に双極性感情障害の急性躁病期に対する効能が認められていた。臨床
試験では、少なくとも６週間症状が安定している患者で、プラセボに比べ再発
時期の有意な遅延が確認された。