東レと武田薬品工業は４月７日、頻尿・尿失禁治療薬TRK-130・TAK-363の共同
開発およびマーケティング契約について合意したと発表した。開発・マーケテ
ィングについて海外では武田が、国内では東レが行う。現在米国でフェーズ１
実施に向け準備段階。膀胱知覚抑制という新しい作用機序を持ち、治療の主流
になっている抗コリン薬に見られる副作用の発現頻度も低いことが期待されて
いる。

東レの保有する化合物群の中から00年６月にスタートした両社による共同研究
で見つけ出した。