中医協 「クレストール10mg」問題で20日に薬価専門部会
公開日時 2005/04/14 23:00
厚生労働省は4月14日、中医協・薬価専門部会を、同20日に開くと公表した。
外国平均価格調整と規格間調整の組み合わせで薬価に弊害が出ているとの指摘
から、これらを中心に算定ルールの見直しを図る。
この問題は、アストラゼネカの高脂血症用剤「クレストール錠」(一般名:ロ
スバスタチンカルシウム)のうち、最大用量の「10mg」を現行ルールで算定す
ると、外国の価格と比べて著しく高くなってしまうとの意見が中医協・総会で
出たことに端を発する。同剤は「2.5mg」「5mg」の2規格のみ薬価収載され、
「10mg」は継続審議の扱いとなっている。