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アメリカ臨床腫瘍学会(ASCO)第41回年次総会

公開日時 2004/05/23 23:00

【グリベック耐性GIST(消化管間質腫瘍)】〔米ファイザー:SUTENT(スーテ
ント)/SU11248のフェーズ3〕グリベックに耐性を持った消化管間質腫瘍(G
IST)患者の生存期間を倍以上に延ばすとともに、腫瘍の成長と転移を有意に
減少。

【腎細胞がん】〔米ファイザー:SUTENT(スーテント)/SU11248の2つのフ
ェーズ2〕耐性腎細胞がん患者に使用することで高い奏効率と腫瘍の進行遅延
が得られた。この結果、転移性腎細胞がんの2次療法として優れた抗腫瘍効果
があることが示された。

〔独バイエル:BAY43-9006(ソラフェニブ)のフェーズ3〕進行性腎細胞がん
患者のがんの増殖を顕著に遅延させた。

【乳がん】〔スイスのノバルティス:レトロゾールの大規模国際間試験BIG1-9
8〕閉経後早期乳がん患者を対象とした術後最初に行う術後アジュバント療法
でタモキシフェンと比較して再発リスクを19%減少し、無病生存期間を延長。
特に再発のリスクが高い2つのサブグループ(乳がん診断時に既にリンパ節に
転移、既に化学療法を施行)の無病生存に、より顕著な改善が見られ、再発リ
スクが各29%、30%減少。遠隔転移のリスクがタモキシフェンより27%減少。

〔英アストラゼネカ:アリミデックスのATAC試験〕早期乳がんの術後5年間、
閉経後乳がん患者を比較した結果、術後に最初から投与開始することによりタ
モキシフェンと比較し乳がん再発の多くを予防することが示された。

【肺がん】〔英アストラゼネカ:イレッサのフェーズ2試験SIGN〕進行性非小
細胞肺がんに対する2次療法としてドセタキセルと同等の効果および良好な認
容性を示唆。〔英アストラゼネカ:非小細胞肺がんでのイレッサの維持療法と
しての有用性を検討するSWOG0023〕プラセボ投与群と比較して主要評価項目の
全生存期間をより改善する可能性が見られないことが示唆され、試験を中止し
た。

【胃がん】〔仏サノフィ・アベンティス:タキソテール療法のTAX325試験〕進
行胃がん治療でタキソテール併用化学療法(タキソテール、シスプラチン、5
-フルオロウラシル)を受けた患者では、標準治療薬(シスプラチンおよび5-
フルオロウラシル)を受けた患者に生存期間が有意に改善された。

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