厚労省 北海道など依然インフルエンザで学級閉鎖
公開日時 2004/05/23 23:00
厚生労働省が5月23日までにまとめたインフルエンザ様疾患発生報告・第25報
(5月1~14日)によると、児童、生徒らの集団感染で休校、学級閉鎖などの
措置を取った施設は全国11ヵ所で、依然として前年同期(2ヵ所)より多い。
内訳は北海道5ヵ所、島根2ヵ所、長野、鳥取、岡山、広島各1ヵ所。
これとは別に国立感染症研究所がまとめている感染症週報・第18週(5月2~
8日)によると、全国の定点当たり報告数は1.02で、前年同期(0.22)よりか
なり高い。都道府県別では鳥取(6.69)、秋田(5.45)、広島(4.01)などで
定点当たり報告数が多いなど、相関が見られる。