感染症週報・９週 インフルエンザ、高知県で増加続く
公開日時 2006/03/21 23:00
厚生労働省と国立感染症研究所が３月20日までにまとめた感染症週報（第９週、
２月27日～３月５日）では、インフルエンザの全国の定点あたり報告数が7.2
件（報告数３万3917件）と第４週以降減少している。しかし、報告数が44.3件
と最も多かった高知県は継続的に患者数が増加している。
一方、厚労省がまとめたインフルエンザ様疾患発生報告（第16報、３月５～11
日）によると、新規患者数は昨シーズン同時期と比べて約３万7000人少ない65
54人だった。休校や学級閉鎖などがあった教育機関は283施設。北海道が76施
設と最も多く、次いで高知県が34施設、大阪府が24施設だった。