武田薬品工業は５月11日、06年３月期通期決算を発表した。今期は薬価改定、
飲料・食品事業の譲渡、円高の影響を国内外での主力品の伸びで吸収し1.5％
の増収を予想。研究開発費が膨らむ（05年度比２割増）ため、営業利益は3.2％
減を予想するが、営業外損益が改善し経常利益は0.1％増を予想。

●〔連結業績（前期比）06年度予想〕
売上高　　　　１兆2122億700万円（7.9％増）１兆2300億円
営業利益　　　4028億900万円（4.6％増）3900億円
経常利益　　　4853億5400万円（9.8％増）4860億円
純利益　　　　3132億4900万円（12.9％増）3200億円

●〔主要品（前期）、億円〕

（国内単体）
ブロプレス　　　1234（1035）
ベイスン　　　　636（615）
リュープリン　　632（597）
タケプロン　　　550（475）
アクトス　　　　242（155）
ベネット　　　　157（137）
セルタッチ　　　137（136）
アイソボリン　　128（103）
パンスポリン　　127（135）
グロベニン　　　85（80）
ダーゼン　　　　85（88）
ファーストシン　75（79）
カルスロット　　74（87）
ロイコボリン　　68（40）
リウマトレックス67（63）
　
（全世界・連結）
リュープロレリン　1224（1159）　
ランソプラゾール　1599（1600）　
カンデサルタン　　1913（1524）　
ピオグリタゾン　　2438（1930）