衆院委 医療制度改革法案を可決、与党が強行採決
公開日時 2006/05/17 23:00
新高齢者医療保険の創設などを盛り込んだ医療制度改革法案は5月17日、与党
が衆院厚生労働委員会で強行採決を行い、野党議員の怒号が飛び交うなか、自
民公明両党の賛成多数で可決した。与党は18日の本会議で可決し、法案を参院
に送る。
この日の委員会は、小泉純一郎首相が出席し、論戦を締めくくる統括質疑を行
った。民主党はじめ野党は不十分な審議内容を指摘し、審議を継続するよう強
く主張したが、与党側は十分に議論を尽くしたとして、採決を強行した。委員
会の審議時間は合計で40時間弱だった。