【MixOnline】パンくずリスト
【MixOnline】記事詳細

薬食審・第1部会 タケプロン適応拡大、PPIで一番乗り

公開日時 2006/05/25 23:00

厚生労働省の薬事食品衛生審議会・医薬品第1部会は5月25日、報告品目にあ
がっていたPPI製剤タケプロンカプセル・OD錠について、「非びらん性胃食道
逆流症」の適応拡大、用法・用量の追加を認めた。PPIとして国内で初めての
適応取得となる。競合品のオメプラール(アストラゼネカ)やパリエット(エ
ーザイ)も申請中。06年度薬価改定で市場拡大再算定の網にかかり、軒並み15%
前後の薬価ダウンを受けたPPI製剤だが、各社は新たな適応取得で挽回を狙う。

3成分とも「逆流性食道炎の維持療法」の適応を取得しているPPI市場は拡大
傾向にある。食生活の欧米化や内視鏡の技術発展による診断技術が進んだこと
で、逆流性食道炎患者が急速に増えているため。タケプロンが適応拡大を取得
した非びらん性胃食道逆流症は「軽度の逆流性食道炎」(審査管理課)で、対
象患者の裾野がさらに拡大することが予想されている。

各PPIの05年度の売上高は、タケプロンが前期比75億円増の550億円、パリエッ
トが82億円増の276億円、オメプラゾン(オメプラールと同一成分、三菱ウェ
ルファーマ)が8億円増の70億円に達している(いずれも決算ベース)。一方、
オメプラールは05年(1-12月)薬価ベースの売上高は316億円。

プリントCSS用

 

【MixOnline】コンテンツ注意書き
【MixOnline】関連ファイル
【MixOnline】記事評価

この記事はいかがでしたか?

読者レビュー(0)

1 2 3 4 5
悪い 良い
プリント用ロゴ
【MixOnline】誘導記事
【MixOnline】関連(推奨)記事


ボタン追加
【MixOnline】記事ログ
バナー

広告

バナー(バーター枠)

広告

【MixOnline】アクセスランキングバナー
【MixOnline】ダウンロードランキングバナー
記事評価ランキングバナー