田辺製薬は７月25日、06年４―６月期決算を発表した。薬価改定による減収を
レミケード（関節リウマチ）、ミールビック（ワクチン）、セレジスト（脊髄
小脳変性症）などの伸びでカバーし増収。研究開発費など販管費が減少し増益
となった。中間期、通期業績予想は変更していない。

●〔連結業績（前年同期比）〕
売上高　　453億8600万円（3.5％増）
営業利益　98億9500万円（2.7％増）
経常利益　109億8700万円（12.2％増）
純利益　　69億6000万円（16.8％増）

●〔４―６月実績（前年同期）、億円〕

（連結）
ヘルベッサー国内　38（40）
同海外　　　　　　12（９）
レミケード　　　　46（27）
タナトリル国内　　35（36）
同海外　　　　　　５（２）
セレジスト　　　　40（37）
サアミオン　　　　28（32）
メインテート　　　27（28）
ガストローム　　　16（18）
タリオン　　　　　15（15）
ローコール　　　　14（15）
フルカリック　　　13（14）
プロスコープ　　　９（11）
セレキノン　　　　９（10）
アドナ　　　　　　７（７）
ワクチン国内　　　16（11）
同海外　　　　　　２（４）