中外製薬 月1回ビスフォスフォネート製剤、大正と共同開発・販売
公開日時 2006/09/12 23:00
中外製薬は9月12日、骨粗鬆症を予定適応として国内開発中のビスフォスフォ
ネート製剤R484について、大正製薬と共同開発・販売に関する契約を締結した
と発表した。海外(米国販売名:ボニバ)では月1回投与の経口剤および3ヵ
月に1回投与の注射剤が販売されており、国内では経口剤(月1回)がフェー
ズ2段階、注射剤(日本人に適したより良い投与間隔を検討中)はフェーズ2
を終了している。整形外科に強い大正と組むことで開発のスピードアップを図
り、2011年頃の申請を目指す。
国内では万有製薬と帝人ファーマのビスフォスフォネート製剤(フォサマック
/ボナロン)の週1回投与型が9月15日に薬価収載されるほか、武田薬品工業
とエーザイ(ベネット/アクトネル)の週1回投与型が申請中。