中外製薬 営業本部内にオンコロジーユニット新設
公開日時 2006/09/27 23:00
中外製薬は9月27日、10月1日付で営業本部内にがん領域全体を統括する「オ
ンコロジーユニット」を新設すると発表した。適正使用の推進に万全を期すと
ともに、エビデンスの創出による治療への貢献と製品価値の最大化が狙い。
中村直隆オンコロジーユニット長(執行役員営業本部副本部長)のもと「がん
領域学術第一部」(申請中の大腸がん治療薬アバスチンを担当)、「同第二部」
(申請中の肺がん治療薬タルセバを含むアバスチン以外のがん領域製品を担当)
、「同推進部」(本社―エリア間をはじめユニット内の連携機能を担う)を置
く。
エリアにあった「がん専門室」を24室から43室へ増設し、支店から同ユニット
に所属を移す。04年10月に111人でスタートしたがん専門MRは現在300人まで拡
大。さらに全員を同専門室の所属とした上で、約400人まで増やす。