厚労省・安全性情報 プログラフなど添付文書改訂の根拠症例を掲載
公開日時 2006/12/21 23:00
厚生労働省は12月21日、医薬品・医療機器等安全性情報NO231を公表した。重
要な副作用等に関する情報として、10月27日に添付文書改訂を指導したアステ
ラス製薬のプログラフカプセル、アストラゼネカのイレッサ錠について根拠と
なった症例を掲載した。
プログラフの直近約3年(03年4月1日~06年9月22日)の副作用報告(因果
関係が否定できない)は間質性肺炎の悪化10例(うち死亡2例)、糖尿病・高
血糖13例(うち死亡0例)。
イレッサの直近約3年(03年4月1日~06年7月4日)の副作用報告(同)は
肝炎・黄疸9例(うち死亡1例)だった。