三菱ケミカルHD 社長に小林喜光取締役が昇格
公開日時 2007/01/23 23:00
三菱ケミカルホールディングスは、冨澤龍一社長(兼三菱化学社長)が代表権
のある会長(兼三菱化学取締役)に就任し、後任社長(兼三菱化学社長)に小
林喜光取締役(兼三菱化学常務執行役員)が昇格するトップ人事を発表した。
4月1日付。冨澤現社長は「07年度が中計の最終年度にあたり、成長・飛躍に
向けた次期計画を新しいトップが起案するのが適切と判断した。ただ、私には
07年度の計画達成に責任があるので、代表権を持つ会長に就任することになっ
た。従来会長は代表権を持たないことになっているため、ルール外だ」と説明
した。
田辺製薬との合併の可能性についての協議・検討について冨澤現社長は「まだ
合意しておらず、協議中。いいパトナーだと思っているが、三菱ウェルファー
マと田辺製薬が協議しており、ホールディングスが直接話していることではな
い」と述べた。