厚労省 インフルエンザ治療で注意喚起、転落死事例の発生で
公開日時 2007/02/28 23:00
厚生労働省は2月28日、インフルエンザ治療に携わる医療関係者に対し▽異常
行動発現のおそれについて説明する▽少なくとも2日間、保護者等は小児・未
成年が1人にならないよう配慮する―よう注意を呼びかけた。
2月にタミフルを服用したとみられる中学生が自宅マンションから転落死する
事例が2件報道されたことについて「情報収集を行っており、タミフルの使用
との関係を含め専門家による十分な検討を行う」としている。「現段階ではタ
ミフルの安全性に重大な懸念があるとは考えていない」との見解だが、さらに
詳細な検討を行う方針だ。