武田薬品 医薬営業本部新体制を発表
公開日時 2007/03/21 23:00
武田薬品工業は3月20日、医薬営業本部体制について現行の13支店156営業所
を、12支店・19リージョナルグループ(大学・大病院担当)・74営業所に4月
1日付で再編すると発表した。「大学・大病院のニーズに迅速に対応し、さら
にエリアでのよりきめ細かな情報提供を行う」のが目的。
支店に関しては大阪と神戸を統合(現行13→12)。支店に大学・大病院を担当
する19のリージョナルグループを設置する。営業所は統合・再編(156→74)
し、その下に255のエリアチームを置く。リージョナルグループではリージョ
ナルマネジャーが、エリアチームではエリアリーダーが所属MRを指導・育成す
る。「MR1700人体制の総枠に変更はなく、人員配置についても基本的には変わ
らない」という。
新体制移行の背景として昨年6月の医療制度改革関連法成立に伴う医療機関の
専門性や機能の明確化、多面的な連携の活発化、疾患ごとの地域医療連携の推
進を挙げている。