EFPIA上級代表団 日本を研究開発型企業にとって魅力的な市場に
公開日時 2007/04/03 23:00
EFPIA(欧州製薬団体連合会)本部のジャン・フランソワ・デュエック副会長
(サノフィ・アベンティス会長)ら上級代表団が来日し、4月3日に行政当局
や医療従事者、患者会と面会した。代表団は、日本の研究開発型医薬品産業が
欧州と同様、米国に対して継続的に競争力を失いつつあることを指摘し、イノ
ベーションが促進される適切な条件整備の必要性を強調した。
具体的には、イノベーションを適正に評価する薬価算定ルール、ドラッグラグ
解消に向けた治験環境整備や承認審査の合理化、医療コスト削減策としてワク
チン使用を通じた予防へのシフトなどを求めた。