ファイザー 米でリリカが線維筋痛症の適応取得、日本では開発検討中
公開日時 2007/06/24 23:00
米ファイザーは6月21日、FDAから神経障害性疼痛治療薬リリカ(一般名:プ
レガバリン)の線維筋痛症への適応追加承認を取得したと発表した。FDAから
同適応を認められた初の薬剤となった。米患者数は600万人以上という。
リリカは全世界で500万人以上の患者に処方され、06年売上は11億5600万ドル
に達した。このうち米国では、糖尿病性末梢神経障害と帯状疱疹後神経痛など
の適応で承認されており、7億1700万ドルだった。
日本では帯状疱疹後神経痛の適応でフェーズ2/3段階。糖尿病性末梢神経障
害、線維筋痛症は開発を検討中。