厚労省 医薬品・医療機器等安全性情報を公表
公開日時 2007/06/27 23:00
厚生労働省は6月27日、医薬品・医療機器等安全性情報を公表した。添付文書
改訂を指示(4月19日と27日)した医薬品の根拠となった症例の概要などを掲
載した。
造影剤ガドジアミド水和物(第一三共のオムニスキャン)は直近3年間(04年
4月1日~07年3月31日)で腎性全身性線維症の報告が1例(死亡0)あった。
抗パーキンソン剤カベルゴリン(ファイザーのカバサール)は直近3年間(04
年4月1日~07年3月31日)に胸膜炎2例、心のう液貯留1例、心臓弁膜症7
例、後腹膜線維症1例(いずれも死亡0)報告された。
抗パーキンソン剤メシル酸ペルゴリド(日本イーライリリーのペルマックスな
ど)は直近3年間(04年4月1日~07年3月31日)で心臓弁膜症が4例(死亡
0)。
統合失調症治療薬リスペリドン(ヤンセンファーマのリスパダール)は直近3
年間(04年4月1日~07年3月8日)で糖尿病性ケトアシドーシス3例(死亡
1例)。