薬食審薬事分科会 利益相反WGが初会合、厚労省が論点を提示
公開日時 2007/06/28 23:00
厚生労働省の薬事・食品衛生審議会薬事分科会が設置した「審議参加と寄付金
等に関する基準策定ワーキンググループ」(座長:望月正隆・共立薬科大学長)
は6月28日、利益相反に関するルール策定に向け検討を開始した。個別医薬品
などの承認審査や安全対策を審議する分科会・部会・調査会の委員が対象で、
年内にもまとめる。
初会合では、厚労省が「今後検討すべき主な論点」を提示した(詳細は最下段)
。▽寄付金・契約金などの対象範囲▽名宛人と使途決定権との関係▽金額水準
▽競合企業の扱い▽考慮対象期間▽家族の取り扱い――など8項目について、
欧米のルールなどを参考に検討していく方針。