後発品薬価収載 沢井は初年度20億円を予想
公開日時 2007/07/08 23:00
後発品の薬価収載が7月6日官報告示され、各メーカーの収載品目数が明らか
になった。沢井製薬は19成分35品目で、これら新製品により20億円(08年3月
期)の売上を見込む。東和薬品は14成分22品目で9億円(08年3月期)、日医
工は10成分20品目で7億円(07年11月期)を予想。
日本化薬は2成分4品目で、08年5月期にレボホリナート(先発品:アイソボ
リン)で3億円、グラニセトロン(カイトリル)で5億円
(6月15日収載のシリンジと7月6日収載のアンプルの合計)を予想する。日
本ケミファは7成分14品目で「11月収載予定分を含め08年3月期に4~5億円
を見込んでいる」としている。
田辺製薬はセチリジン(ジルテック)、カベルゴリン(カバサール)、シベン
ゾリン(シベノール)、ベニジピン(コニール)の4成分9品目が収載。発売
は三菱ウェルファーマとの合併新会社設立後の10月以降を予定。
大洋薬品工業は21成分33品目、サンドは8成分12品目、キョーリンの子会社キ
ョーリンリメディオは4成分7品目、エルメッドエーザイは3成分4品目とな
った。
このほかバクスターはグラニセトロン、アリジェン製薬はセチリジンが収載さ
れた。