第一三共 米アムジェンから抗体医薬デノスマブを導入
公開日時 2007/07/12 23:00
第一三共は7月12日、米アムジェンが骨粗鬆症、がんの骨転移など骨関連疾患
の治療薬として開発中の抗体医薬デノスマブの導入を発表した。日本国内で開
発・販売する独占的権利を得た。契約一時金は2000万ドル。国内で自社が行う
全開発費用を負担するほか、09年までアムジェンが実施しているグローバル開
発費用のうち、約1億5000万ドルを負担する。デノスマブはRANKリガンドを特
異的に阻害することで、破骨細胞の形成・活性化を抑制する。