次期診療報酬改定たたき台 重要項目に新薬評価と後発品使用促進
公開日時 2007/08/08 23:00
厚生労働省は8月8日の中医協総会に「08年度診療報酬改定に向けた検討項目
例(案)」を提示した。重要4項目の1つに「革新的新薬・医療機器等イノベ
ーションの適切な評価と後発品の使用促進」を位置づけた。厚労省は「薬価専
門部会での議論が中心になっていくが、後発品の使用促進策などでは診療報酬
や調剤報酬など幅広い観点からの対応策が必要になるため」と説明した。
このほか重要項目の「より良い医療の提供を目指すための評価」では、勤務医
の負担軽減のための方策や、救急医療・産科医療・小児医療などの重点的な評
価を盛り込んだ。また、医療機関・薬局の機能を踏まえた視点から、初・再診
料等の外来医療の評価や、入院医療の評価の在り方を検討する。がん対策推進
や心の問題にも焦点を当てる。(詳細は最下段)。