久光製薬 がん性疼痛治療薬HFT-290、国内臨床試験終了し08年度申請へ
公開日時 2007/10/15 23:00
久光製薬は10月15日、がん性疼痛治療薬HFT-290(1日1回クエン酸フェンタ
ニル経皮吸収型製剤)の国内フェーズ3の結果、オピオイド鎮痛薬を使用した
ことのない患者に対して高い有効性が検証されたと発表した。現在販売されて
いる同じ経皮吸収型のがん性疼痛治療剤デュロテップパッチが3日ごとに貼り
替えて使用するのに対し、HFT-290は1日1回。また、デュロテップがモルヒ
ネ製剤から切り替えて使用するのに対し、HFT-290は最初から使用できる。計
画通り08年度の申請を予定。