第一三共 営業利益19.9%増、継続医薬事業は増収・増益基調
公開日時 2007/11/06 23:00
第一三共は11月6日、08年3月期中間決算を発表した。11月4日に米国心臓協
会(AHA)で発表された抗血小板剤プラスグレルのフェーズ3結果について「
期待以上のものだった」とコメント。出血の増加が認められたことに関しては
「75歳以上、体重60kg以下、脳卒中の既往歴を持つといった決まったゾーンに
入っている」と説明した。
実質の医薬品事業(継続事業、決算期変更の影響を除外)の業績は売上高4132
億円(前年同期比4.4%増)、営業利益927億円(42.7%増)、経常利益992億
円(35.4%増)、純利益573億円(25.2%増)と増収・増益基調。通期業績予
想は10月26日に変更済み。
〔連結業績(前年同期比)〕
売上高 4437億800万円(8.7%減)
営業利益 939億1100万円(19.9%増)
経常利益 1006億9600万円(14.2%増)
純利益 602億4300万円(9.9%減)
〔国内中間売上(前年同期比%)通期予想(前回予想)、億円〕
オルメテック 264(36.0)610(630)
カルブロック 48(17.2)115(135)
アーチスト 106(10.2)220(230)
メバロチン 317(-9.0)640(650)
クレメジン 62(1.6)130(130)
ハンプ 45(7.8)100(100)
リバロ 26(6.7)60(70)
サンリズム 62(4.5)120(120)
ベプリコール 13(18.8)27(26)
ファスティック 26(-3.0)50(55)
クラビット 221(5.1)510(520)
ロキソニン 164(9.7)350(350)
モービック 54(-0.5)115(125)
ユリーフ 23(120.9)75(80)
ジルテック 45(-11.0)100(95)
オムニパーク 159(-2.7)320(340)
オムニスキャン25(-8.5)48(55)
トポテシン 31(17.8)60(60)
クレスチン 16(-16.9)32(37)
フエロン 19(-1.2)47(55)