小野薬品 営業利益2.3%減、通期予想を下方修正
公開日時 2007/11/08 23:00
小野薬品工業は11月8日、08年3月期中間決算を発表した。喘息治療薬オノン
カプセル、同ドライシロップが計画に対して各8億円、5億円未達。他製品
(オパルモン、キネダック、ステーブラ)の注力により、オノンへの活動入力
がやや低下したこと、7月に上市された後発品の影響が予想より早かったこと
を理由にあげた。今後も後発品使用促進策の浸透や競合品との競争激化の影響
が想定を上回る可能性があるとして、通期予想を下方修正した。
〔連結業績(前年同期比)通期予想(前回予想)〕
売上高 713億2900万円(2.7%増)1460億円(1473億円)
営業利益 264億6900万円(2.3%減)517億円(558億円)
経常利益 279億5300万円(3.9%減)545億円(581億円)
純利益 171億7500万円(5.8%減) 355億円(353億円)
〔中間売上(前年同期)、億円〕
オパルモン 184(169)
オノン 124(122)
キネダック 89(88)
フオイパン 69(72)
オノンドライシロップ
51(48)
エラスポール 26(26)
オノアクト 8(2)
ステーブラ 3(―)
注射剤5品目計 91(103)
注射剤5品目=カタクロット、プロスタンディン、同500、エフオーワイ、同5
00。