武田薬品 米国でDPP-4阻害薬など世界的大型候補2品目を申請
公開日時 2008/01/07 23:00
武田薬品工業は1月4日、現有戦略4製品(リュープリン、タケプロン、ブロ
プレス、アクトス)に続く世界的大型候補であるSYR-322(DPP-4阻害薬)及び
TAK-390MR(PPI、タケプロン=プレバシドの後継品)をFDAに申請したと発表
した。SYR-322に関しては、DPP-4阻害薬の先行上市品にメルクのジャヌビアが
あり、昨年11月の中間決算会見で長谷川閑史社長は「できれば2番手で上市し
たい」との考えを示していた。 TAK-390MRを申請したのは米アボットとの折半
出資会社TAPで、販売も行う。