田辺三菱製薬 ジェネリック販売子会社を4月に設立へ
公開日時 2008/03/04 23:00
田辺三菱製薬は3月4日、4日1日付でジェネリック医薬品のプロモーション
や販売を目的に子会社「田辺製薬販売株式会社」を設立すると発表した。全国
に9営業所を設置し、MR約70人を配置する。現在の売上高は約40億円(07年予
想)だが、10年には100億円以上を目指す。
ジェネリック事業新社は田辺三菱の100%子会社で、社長には現田辺総合サー
ビスの岡田文俊社長が就任する。本社は大阪市中央区に置く。従業員数100人、
資本金は7000万円。
また、田辺三菱は4月1日付で14品目、22規格のジェネリック医薬品のプロモ
ーションや販売を田辺製薬販売株式会社に移管する予定。10年までに60~100
成分まで製品を拡大する計画。
田辺三菱は昨年10月の合併新会社発足と同時に、営業本部内にジェネリック事
業部を設置し、後発品事業に参入したが、4月のジェネリック事業新社の設立
に伴い、同事業部は廃止する。