大日本住友 アストラゼネカと新規アレルギー性疾患治療剤を共同開発
公開日時 2008/05/08 23:00
大日本住友製薬は5月8日、英アストラゼネカと共同で新規アレルギー性疾患
治療剤の開発を開始すると発表した。共同研究の成果。大日本住友は日本・中
国・韓国・台湾、AZはこれらを除く全世界で開発、販売を行う。大日本住友は
米国、欧州主要国でのコ・プロモーションのオプション権を持つほか、AZの販
売後にはロイヤルティの支払いを受ける。Toll-likeレセプター7(TLR7)に
対するアンタゴニスト作用を持つ免疫調整剤で、気管支喘息、アレルギー性鼻
炎など症状の長期にわたる軽減または消失を期待。