07年社会医療診療行為別調査 薬剤比率の21.2%、2年連続
公開日時 2008/06/22 23:00
厚生労働省が6月20日に発表した「07年社会医療診療行為別調査」の概況によ
ると、医科総点数に占める薬剤料の割合(薬剤比率)は総数で前年比0.5ポイ
ント減の21.2%と2年連続で減少した。内訳は、投薬13.7%、注射5.1%、そ
の他2.4%。入院は0.3ポイント減の10.9%、入院外は0.5ポイント減の32.5%
だった。薬剤比率は、04年21.6%→05年22.1%→06年21.7%と推移している。
薬剤点数に占める後発品の点数の割合は入院が0.1ポイント増の5.2%、院内処
方(入院外・投薬)が0.7ポイント増の9.7%、院外処方(薬局調剤)0.2ポイ
ント増の5.5%となった。
調剤薬局での1件あたりの点数は、前年に比べ4.3%増の1000.4点で1000点台
を突破。受付1回あたりの点数は6.6%増の710.5点。1件あたりの受付回数は
0.03回減の1.41回だった。