厚労省 後発品追補収載、アムロジピンに70品目など大型品に続々
公開日時 2008/07/03 23:00
厚生労働省は7月4日付で08年度後発医薬品の薬価追補収載を官報告示した。
追補収載されたのは77社463品目で、全収載品目数は1万5868品目となった。
このうち、初収載品は18成分260品目となった。品目数が最も多かったのはCa
拮抗剤ベシル酸アムロジピン(先発品はファイザーのノルバスクと大日本住友
製薬のアムロジン)。先発品では1500億円以上の売上を誇る製品に70品目(OD
錠2品目を含む)が参入することとなった。
このほか、抗アレルギー剤エバスチン(大日本住友製薬のエバステル)も48品
目(OD錠22品目を含む)、消炎鎮痛剤メロキシカム(日本ベーリンガーインゲ
ルハイムのモービック)が38品目、抗うつ剤(SNRI)塩酸ミルナシプラン(旭
化成ファーマのトレドミン)が20品目、ACE阻害剤塩酸イミダプリル(田辺三
菱製薬のタナトリル)が18品目と初収載品が続く。EPA製剤イコサペント酸エ
チル(持田製薬のエパデール)は18品目。昨年51品目が参入した統合失調症治
療薬リスペリドン(ヤンセンファーマのリスパダール)については今回15品目
だった。