厚生労働省が８月26日にまとめた09年度概算要求では、革新的医薬品・医療機
器創出の関連予算として対08年度比57億8900万円増（21.2％増）の331億5100
万円を計上した。革新的医薬品・医療機器の研究開発促進費は296億円。新規
事業に国際共同治験の促進のためのグローバル臨床研究拠点の整備費として６
億円を盛り込んだ。そのほか、医療産学官共同研究施設（医療クラスター）に
おいて、病院と共同研究策企業などの臨床研究の実用化を支援するとして18億
円を計上。後発品使用促進策は、品質・安定供給の確保・情報提供充実のほか、
パンフレットの作成などの普及啓発活動などの環境整備を継続するなど２億90
00万円を計上している。