健保連 07年度健保組合決算、黒字幅が減少
公開日時 2008/09/10 23:00
健康保険組合連合会は9月10日、07年度健保組合決算が599億円の経常黒字に
なったと発表した。5年連続の黒字だが、老人保健拠出金や退職者給付金の大
幅な増加などにより、06年度と比較すると1773億円減で黒字幅は減少し状況は
悪化している。08年度は6300億円の赤字となる見通し。後期高齢者支援金や前
期高齢者納付金が約半数となる46.5%を占めるため。
被保険者数は、好景気による雇用の拡大などで41万6000人増の1576万8690人と
増加したが、組合数自体は23組合減の1518組合(07年3月末時点)となった。
08年度は1500組合(9月1日時点)としており、半年間に18組合減少。内訳は
解散が13組合、新設1組合、合併6組合。