薬害C型肝炎訴訟 田辺三菱と全国原告団が28日に和解合意へ
公開日時 2008/09/21 23:00
血液製剤フィブリノゲンなどによる薬害C型肝炎訴訟で、被告の田辺三菱製薬
が9月28日に、全国原告団と和解に向けた基本合意書に締結することになった。
田辺三菱が19日の取締役会での承認後に発表した。
被害者救済給付金の費用負担割合は、厚労大臣と協議し決定する。同社は、訴
訟による損失を今年度「HCV訴訟損失引当金」として112億円を計上しているが、
協議結果によって負担額が変動しうるとしている。なお、国とは1月に基本合
意書を締結している。