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厚労省 インターフェロン8製剤、肝炎治療で計22人が副作用で死亡

公開日時 2008/09/25 23:00

厚生労働省は9月25日、C型慢性肝炎におけるインターフェロン製剤について
約4年間(04年4月~08年5月)で22人が副作用で死亡していたと発表した。
副作用が発現したのは223人。対象となった薬剤は、C型代償性肝炎における
ウイルス血症の改善を効能効果とする8薬剤。間質性肺炎の既往歴のある患者
で副作用の発現が多いことから、既往歴の確認や副作用の発現に十分気をつけ
るよう注意を促している。同日に公表した医薬品・医療機器等安全性情報(No.
250)で公表した。

今回対象となったのは、中外製薬のペガシス、大塚製薬のオーアイエフ、大日
本住友製薬のスミフェロン、シェリング・プラウのイントロンA、アステラス
製薬のアドバフェロン、持田製薬のIFNβモチダ、東レのフエロン、シェリン
グ・プラウのペグイントロンの8製剤。とくに、ペガシスについては推計使用
者数4万2600人で、副作用が発現したのが124人(うち死亡13人)ともっとも
多かった。間質性肺炎に関する報告が多く、既往歴や合併症での間質性肺炎患
者に多かった。

ほかのインターフェロン製剤については、既往歴・合併症で間質性肺炎がある
患者は比較的少なかったが、同疾患に対する副作用が報告されていることから
添付文書の改訂を指示したとしている。厚労省は、ペガシスについて間質性肺
炎の既往歴のある患者を禁忌、ほかの製剤は慎重投与とするよう、8月8日付
で通知している。

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