米メルク HPVワクチンで外陰・膣がん予防の追加適応取得
公開日時 2008/10/07 23:00
万有製薬は10月7日、親会社の米メルクが子宮頸がん予防に用いられているHPV
ワクチン・カーダシルの適応に外陰がんと膣がん予防を追加する承認を米国で
取得したと発表した。米国がん協会によると、08年には3460人が外陰がん、22
10人が膣がんとそれぞれ診断され、外陰がんの4~5割、膣がんの7割がHPV1
6、18型によって引き起こされていると推測されているという。万有によると、
日本では子宮頸がんのほか外陰がんと膣がんを含め、昨年に承認申請している。