米ジョンソン・エンド・ジョンソンが10月14日発表した08年７―９月期決算に
よると、米国市場を中心に統合失調症治療薬リスパダールに後発品が参入した
影響で医療用医薬品事業の売上は0.2％増にとどまり、61億1300万ドルだった
（うち米国は6.0％減の35億3800万ドル）。一方、コンシューマー事業は13.1％
増の40億9900万ドル、医療用具・診断事業は8.8％増の57億900万ドルと順調だ
った。これにより全体の売上は6.4％増の159億2100万ドル、純利益は29.9％増
の33億1000万ドル。

〔７―９月、米国―全世界、百万ドル（前年同期比％）〕
レミケード　　　778（20.1）978（19.4）
トパマックス　　606（21.7）728（18.8）
プロクリット　　334（-12.1）619（-9.2）
コンサータ　　　190（7.3）398（72.3）
レバクイン　　　313（-11.1）333（-10.2）
リスパダール　122（-77.0）320（-61.5）
同コンスタ　　118（6.3）338（15.0）
アシフェックス　130（-18.2）282（-16.6）
デュラジェシック　54（-49.5）259（-16.2）
ベルケイド　　　１（-50.0）190（46.2）
レミニール　　31（-27.9）138（6.2）