UMNファーマ 新型インフルエンザワクチンの臨床試験結果を発表
公開日時 2009/01/15 23:00
バイオベンチャーのUMNファーマは1月15日、短期製造が可能な細胞培養によ
る新型インフルエンザワクチン(UMN-0501)のフェーズ1/2で、有効性と安
全性を確認したと発表した。鶏卵を用いた一般のワクチン製造には約半年かか
るが、UMN-0501は約8週間で大量生産が可能という。
今回の試験結果は、2月に行われるWHOの新型インフルエンザワクチンの臨床
試験の評価会議で発表される予定。同社は今後、効果を高めるため抗原料を増
やしたフェーズ2を年内にも行う方針。なお、このワクチンはオーファンドラ
ッグの指定を受けている。