IMSジャパン三好氏 世界的景気悪化で日本市場の重要度高まる
公開日時 2009/03/31 23:00
4月1日にIMSジャパンのシニアアドバイザーに就任した三好昌武氏が、「MON
THLYミクス」誌のインタビューに応じ、世界の医薬品市場における日本市場の
重要性がこれまで以上に高まると指摘した。
世界的な経済危機・景気悪化で、09年の米国医薬品市場が前年比で横ばいかマ
イナス成長に陥る可能性があり、成長著しい新興国市場も先行き不透明感が増
している。一方で、日本市場は国民皆保険のもと、世界に比べて安定成長して
いることから、「相対的に日本のボリューム(数量)が魅力的に映る」との見
方を示した。
三好氏は、メリルリンチ日本証券などで医薬品担当アナリストを20年務め、4
月にIMSジャパンに移籍。シニアアドバイザーとして製薬各社のトップマネジ
メントに、中長期的な視点で経営判断にかかわる情報を提供していく。(イン
タビューの詳細はMONTHLYミクス4月号掲載)