製薬協医薬品評価委 薬害防止策を検討へ
公開日時 2009/04/22 23:00
日本製薬工業協会の医薬品評価委員会は4月22日の総会で09年度の事業実施計
画を決め、有害事象や副作用情報を効果的に収集・評価・伝達する方法や薬剤
疫学的手法の市販後対策への応用などを検討することになった。
これは、薬害肝炎事件を受けた厚労省の再発防止検討委員会が08年7月31日ま
とめた中間報告の内容や医薬品医療機器総合機構の第2期中期計画案を受けた
対応で、業界側としての提言につなげる。そのほか同委では、より効率的に治
験が進められるようGCPの見直し案を検討する。来年3月までに提言をまとめ
る方針。なお、新たな委員長に川口政良氏(エーザイ臨床研究センター)が就
任した。