厚労省・安全性情報 プレミネントやブイフェンドなど注意呼びかけ
公開日時 2009/05/28 23:00
厚生労働省は5月28日、医薬品・医療機器安全性情報(No.257)を公表した。
3月19日に日薬連を通じて改訂を指示した万有製薬の降圧剤プレミネント(一
般名:ロサルタンカリウム・ヒドロクロロチアジド)やファイザーの深在性真
菌症治療剤ブイフェンド(ボリコナゾール)など8品目の改訂内容を紹介した。
プレミネントは重大な副作用に低ナトリウム血症を追加。ブイフェンドは視神
経炎や視神経乳頭浮腫などの眼障害があらわれ、投与中止後も羞明、霧視、視
覚障害などの症状が持続することがあるとして注意喚起。横紋筋融解症を重大
な副作用に追記した。
そのほか、田辺三菱製薬の解熱鎮痛消炎剤ナイキサン(ナプロキセン)は妊娠
後期の婦人を禁忌に追加。日本ベーリンガーインゲルハイムの降圧剤ミカルデ
ィス(テルミサルタン)はアナフィラキシー様症状を副作用に追記した。