C型肝炎医療費助成制度「知っている」は3割 シェリング・プラウ調査
公開日時 2009/06/01 23:00
C型肝炎を治療中の患者で、インターフェロン(IFN)治療を対象にした行政
による医療費助成制度の「内容を知っている」のは32%にとどまることが、シ
ェリング・プラウが実施した調査で分かった。「知らない人」は23%おり、そ
の人たちの6割は医療費助成制度があれば、IFN治療を「是非受けたい」「前
向き検討したい」と回答した。同社は、患者が助成制度を知ることでIFN治療
に前向きな姿勢が示されていることから、「逆に言うと費用面でIFN治療をあ
きらめている患者増が浮かびあがる」と指摘している。
調査は全国の70歳未満のC型肝炎治療中の患者を対象に08年9月17日~24日ま
でインターネットで行い、479人から回答を得た。IFNで治療しているのが160
人、IFN以外で治療が193人、検査通院のみが126人。(「MONTHLYミクス」6月
号(6月1日発行)では、「TOP DOCTOR」にて、C型肝炎治療の最新事情と今
後の課題について武蔵野赤十字病院副院長で消化器科の泉並木部長にインタビ
ューしています。)