米メディケア&メディケード・サービス庁(CMS)は、公的高齢者保険メディケアのパートB(付加給付部分任意加入)加入者に対して、医療上必要との観点から、新型インフルエンザ(A/H1N1)ワクチンの接種を無料で実施する計画であることを明らかにした。
メディケア・パートBでは、通常年に1回の季節性インフルエンザ・ワクチンについて給付をカバーしているが、これに上乗せすることになる。
今回の決定は、民間医療保険・管理医療会社United HealthやBlue Shield (カリフォルニア)が、ワクチンをカバーする保険に未加入の被保険者も含め全員を対象に新型インフルエンザ・ワクチンに対する保険給付を決定したことを受けての措置と見られる。
(The Pink Sheet 9月14日号より) FDAと米国製薬企業の情報満載 “The Pink Sheet”はこちらから