「続・女性MRを支えるために」
公開日時 2009/10/26 04:00
千葉愛友会記念病院腎臓内科部長オフィス・ミヤジン専務取締役宮本研◎嘘や虚飾を見破る男女共同参画を目指す平等な社会体制が法的にも整備され、表向きには女性であることだけで理不尽な待遇を堪え忍ぶ必要はないはずなのに、現在でも配属先の営業所単位によっては時代錯誤な年功序列に基づく“男尊女卑”が残っている可能性があります。しかも、それとは分かりにくいような、ありふれた営業体制内に隠匿された存在として。前連載(Monthlyミクス2008年6月号)で“女性MRを支えるために”を掲載した後、現役の女性MRからいくつかの感想を頂く機会がありました。それらに共通しているのは、年長の女性MRが自社内に少ないため自らのロールモデルとして追随しようがない、あるいは母親が孫の面倒を丸ごとみてくれるような旧来のキャリア...